2026.04.15

ゼウスの神言(25)~複雑化する「パチンコスペック」の未来像。

春商戦から夏商戦にかけて、【パチンコ】の『リリース機種数が多いなぁ』と感じる今日この頃です(汗。

なんと・・・

【5月=11機種(スロ=5機種)】・【6月=11機種(スロ=4機種)】・【7月=10機種(スロ=6機種)】が確定しており、更に『8月盆前もあるよねぇ』と言う状況になっています。

1ホール単位で考えるならば、当然全機種を購入できる訳も無く、高級機種を選択する事になりますが、逆の思考で『どれを買わないか?』の切り捨て思考にもなりますね。(メーカー側にとってはこの方向性が辛いところで・・・悲)

さておき、遊技機選択は【盆前商戦】機種の選択に迫られている状況ですが、今回のコラムでは<複雑化するパチンコスペック>の状況について考えてみたいと思います。

【LT3.0】は出玉性能の話だけど、【プラス】が付いて演出幅が広がった。

まず、【ラッキートリガー】に関しては、単純に出玉性能としての【TY規制(現在6,400個上限)】がベースにあり、更にいわゆる連チャンゾーンの上限値が【初当り込みで9,600個まで】と言う内規になっている。

なので、『LTに突入すると平均獲得出玉が多い』と言う事になり、それについてはパチンコユーザー含めて既に周知認識されているものと思われます。

さてそこに【プラス】と言う機能が付加されて、いわゆる【入賞容易状態】と言うキーワードが常態化され、その状態中において、V入賞大当り時のラウンド比率が変化する事で、出玉量に上下幅が大きくなったりする仕様も目立ってきました。

またこの応用から、10R大当りの【シームレスでの1セット出玉】の演出も多くなり、3,000個~7,500個と言う一撃出玉性能を搭載する様になりました。

(※一部の機種において、いわゆる「7,500発規制」なるモノにより、若干射幸性が抑えられましたが、ぶっちゃけ「初当り出玉」を除いたLT突入ゾーンであれば、出玉性能の差は無い)

いずれにしても、この【プラス()と言う機能(※プラスと言う機能は「LT3.0」とまとめて【LT3.0プラス】と言う呼称になりますので、分けて表記される事は無い)⇒このあたりも、『ホント分かり難いなぁ』と感じている私です(汗)

相変わらず賛否両論?【図柄当り】と【チャージ当り】。

単純に考えれば、「2R通常当り」を「チャージ当り」と言う演出&呼称をしている訳で、その合算確率は現状どの機種スペックでも「特賞確率は1/350未満」でなければいけない事になっている。

その上で「図柄当り確率」表記を低くする事で、その当り時の出玉性能を高く表記(イメージ)できる訳で、高射幸性出玉の訴えがしやすくなりました。ですがその弊害として、パチンコユーザー側からは『当りが遠い(深い)』と言うイメージが誘発され、結果『当らない』『勝てない』『打つ気にならない』と言う口コミも流れてしまいました(大汗)

【LT突入率】と言う数字は、誰かの「1つの基準値」になり得るのか?

この観点は難しく、LT登場時は「LT突入率=1/1000~1/1,500」程度だったものが、「TY規制」が緩くなった現状においては「初当りRUSH時は直LT」とか、トータル値でも「1/600~1/800」と言う、ユーザー体感が2倍近くアップしている機種を多くなった事は、『実質数値的に好ましい事』ですが、あくまでも【LTのユーザー体感率】として「ホール側の機種選択の参考数値の一つ」として捉えても良いと考えられます。

但し、ユーザー側からしたら、『相変わらず低いわぁ』と言われかねない数字なので、広告では要注意です。

時折登場する【微時短】搭載と言うキーワードがある。

たまに搭載される仕様に【微時短】と言うものがあります。

いわゆる、「通常時の〇〇モード突入」と言う演出になり、その演出(通常打ちままで2~30回転等)の時の大当りは10R比率が高いとは、LT突入するとは言うものになります。

機能詳細としては・・・

  1. 内部的は、いわゆる「時短状態」になる
  2. 基本的には「通常打ち(左打ち)」のままの遊技で、通常ベース値の変化も無い。

(2)大当り確率も通常状態の確率のままとなる。

(3)電チュー等の作動装置(盤面右側にある)の開放時間が、0.1秒等で入賞不可能な「超短い秒数」の開放

コレをもって【微時短】と呼称することになる。

この演出(仕様)については、パチスロで言うところの「チャンスゾーン」のような感覚で、通常状態とは異なる演出をする事になりますし、そのモード(ゾーン)で当たった時の恩恵を大きくする事で、大当りまでのルートの幅が広がる効果もあり、個人的には『もっと多くの機種で採用搭載されて欲しい』機能の一つでもあります。(現状では少数派)

「大当り」や「リーチ」の【ストック】機能!?

現状、RUSH突入後の「ST時短100回」だとしても、大当りが発生すれば、その時点でRUSHは終わり、次のRUSHST演出へと継続される事になるのですが、【大当りストック】機能であれば、ST時短100回転を全て打ち切って、その間に発生した大当りを、「ST時短後にまとめて放出する」と言う仕様になります。

【リーチストック】の様な仕様だと、例えばRUSH終了条件が「リーチが全部ハズレまで」とか言うシステムが可能となります。(※内部機能としては、実は当りに当選しているけど、V作動用の電チュー開放が微時短で、結果的にV入賞(大当り)を発生させない・・・とか!?※未確認)

例えば「7回転だけの熱い大当りストックゾーンを作る」のか?または「ST時短の稼働時間をMAX確保するのか?」等々、作り手側のチャレンジの方向性によって仕様は変わる事になるでしょう。

<新機種紹介>~【大一・e虚像推理】

さて上記で『複雑化している?』と感じるかもしれない代表的な<パチンコスペック=5仕様>を挙げてみましたが、ちょいと該当しそうな【7月の新機種】=【大一・e虚像推理】を紹介してみたいと思います。

  • 大当り確率・・・「低確率=1/319」 (高確率1/44)
  • 初回RUSH(鋼人攻略戦)・・・突入率=50.5%(出玉=300個)
  • 初回RUSH(鋼人攻略戦)・・・継続率=60.1%(時短ST回数=36回+残保留4回)
  • 「微時短」搭載(裏モード)・・・20回転(特賞確率は「1/319」・「当り出現率=約6%」・当ればLT突入へ)
  • 「リーチストック」(琴子のご褒美RUSH)・・・リーチ「4個ストック」から始まり、リーチ4回連続ハズレまでST継続
  • 「大当りストック」(Vストック)・・・(おそらく)「時短=10,000回」と言う当りの上位RUSH(ALL3,000個以上)

スペック及及び仕様(機能・演出)等の詳細は、メーカー営業さんまでお問い合わせ頂くとして、正直『アレもコレも全部乗せしてみた!』的な1機種になりますね。

ホールさん判断としては、「分かり難い=不安」では無く、『ユーザー側に、わかりやすい演出として伝わるか?』について、ぜひ試打確認してみて欲しい1機種だと思います。

個人的には「興味津々」でもあり、とにかく『事細かく仕様の説明を聞きたい!』と思いますし、これってこの先の新機種選びの際に有効となる『パチンコの機能の勉強になる』と思うんです。

(※但し、営業マンさんに嫌われる可能性は否定出来ませんので、自己責任にてよろしくお願い致します・・・汗)

※このコラムは、無料コンテンツに該当しております。情報共有可としますが、転載・改ざん等はお控えください。また、文章・資料等の所有権は、「有限会社トータル・ノウ・コネクションズ」に帰属いたします。

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ゼウス髙橋@TKC代表


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髙橋 正人
有限会社トータル・ノウ・コネクションズ 代表取締役社長 髙橋 正人
1962年(昭和37年)4月29日、愛知県名古屋市に生まれる。その後、幼少期に長野県に転居し、20歳の時にパチンコ店勤務を始め、その後、「ホールスタッフ~店長職~本部長職」を経験し、「パチンコの運用・活用に特化したコンサルタント」として39歳で独立し現在に至るが、現在「業界歴最長クラスのコンサルタント」になってしまった。

有限会社トータル・ノウ・コネクションズとして、2005年5月、長野県長野市に設立。
英語表記「Total Know Connections」の頭文字をとって、通称「TKC」として活動中。

現在、X(旧Twitter)アカウント【ゼウス髙橋】として、業界向けだけでは無く、ユーザーさん向けに情報発信を継続しつつ、フォロワー数=10,000人を目指している(汗