いよいよ、パチンコにおいて『新しいフェーズに突入した!』と言っても過言では無い新機種が、「12月20日週」に京楽産業.からリリースされる。それが【eソードアート・オンライン ファントムバレット】になる。
この機種が『なぜ、新しいフェーズ突入に該当すると言えるのか?』。そして『その運用に期待する事は何か?』
更には、『その運用結果がもたらすホール効果とは?』について考察してみたいと思います。
まず最初に、<最大の特徴>と<スペックの概要>の確認。
<特徴1>設定6段階(設定Lを含む、実質5段階)

- 【特殊確率の差】について設定差に因る「特賞確率の差」は「1/40」と決して大きな差では無いと思われる。設置台数が少ない場合では、日毎を観測してみても、設定1段階としても「1/40程度の確率差は通常で上下暴れる範囲」のレベルでもある。
- 【LT突入率の差】は、長時間または何日も打てば体感できる(かもしれない)レベルの「7.5%」と言う差。
1日打って、設定①と⑥の差を体感で見極める(予測する)事は、ほぼ不可能と考える。
- 【10R出現率の差】は、たった「4%の差」と言うべきなのか?それとも「5倍差」と言うべきなのか?迷うところではあるが、LT突入率も含めて、多台数設置で「オール①の日とオール⑥の日」なら、1日トータルして『何となく感じる』程度かと思われる。
- 【出玉率の差】においては、「35.8%」は、プレイヤーにとっても、ホール台粗利にとっても、相応に大きな差になるでしょう。(※後述:「設定運用について」にて検証)
<特徴2>「フェアスタート」機能搭載で、完全な「固定スタート」式。
- 左バラ釘部分での振分けは「1/5」。センター役物での振分けは「1/3」。よって、S入賞率は「1/15」で固定。
(※但し、センター役物からS入賞においては入賞スランプが発生します)
- 【S入賞率=「1/15」で固定】と言う事は、「S1=6.67回」。有効S値は「S有効率98%」想定で「S=6.56回」にて完全固定となります。
(※但し「千円S値」に関しては、数分単位で見た場合、その時のBY値の変化に伴い、若干変化します。)

過去の【設定付きパチンコ】の「負のイメージ」は捨て去るべき。
パチンコの内規が変更され、【設定付きパチンコ】が再登場したのが「2018年8月」(Pヴァルヴレイヴ)になります。
結果的には『市場ウケはしなかった』結果となり短命にて市場から消え去る事となりました。
その理由としては、大きく分けて【3つの要因】が考えられます。
1:低確率の変化率と連動して高確率も変わる。
高確率が変わる事により、『ST仕様が作り難い(継続率が変化する)』、『TOが変わる事でTYも変わる』など。
2:当時のパチスロに合わせて、わざわざ高設定演出を搭載した。
これにより、ホールは高設定を使わざるをえない状況が多発する事を強いられる。=低設定が使い難い(バレる)
3:結局、高設定(演出)を使う状況において、粗利確保のために『スタート値が低くなる』傾向に陥ってしまう。そもそも、『回らない』のであればユーザー支持は得られなかった。
では、今回の設定付きパチンコは、過去作と比較して何が違っていて、『新しい価値を生み出す』と言えるのか?
最大の違いは、『固定スタートである』事に尽きる!!
パチスロは、「3枚投入で1ゲーム(抽選)が回せる」訳で、更には「千円(50枚)〇〇ゲーム」と言う基準値も公表される事がデフォルトになっている。たからこそ、「設定」と言う機能がユーザーの勝ち負けに直結する事もあるし、そこに「自身のヒキの強さ弱さ」と言う側面も加わり、結果として「オススメ日の来店動機」や「機種選択」にも影響する事になる。
それに対して、【eソードアート・オンライン ファントムバレット】は、「15発で1ゲーム回る」&「千円=概ね19ゲーム回る」と固定される点が、前作「eSAO夜空」同様「FAIR START」の強みでもあり、過去に例がない『全く新しい【設定付きパチンコ】の新時代到来となる!』と言う事で、過去の「負のイメージ」からの脱却が必要となります。
遂に始まるのか?~【パチンコイベント】へのチャレンジ~
そもそも論になりますが、<2つの見解>をお聴き頂きたい。
- パチスロの稼働が上昇傾向にある理由~キーワードは【来店イベント】&【台粗利の低下】~
パチスロ稼働上昇の大きな要因として考えられるのが、「全国的に波及したインフルエンサー来店等のイベント」です。
時は3年半前、ホール4団体から「広告宣伝ガイドライン」が発出されたのが「2023年2月9日」の事。
広告宣伝において、ここから一つの緩和策として、一部の地域に限定されていた「(いわゆる)演者来店イベント開催」の全国展開が進み、その結果、ホール営業的にはパチスロの集客率アップが現実化されました。
しかし、稼働アップ・稼働安定するものの、その反面「パチスロの台粗利の減少化」が現実となり、その負担を「パチンコが負わざるを得ない」と言う結果も垣間見る事となりました。
- なぜ、『パチンコのイベントは減少している』のか?
前述の「広告宣伝ガイドライン」において、パチンコも【おすすめ】が告知出来るようなったものの、根本的には行政の言うところの「パチンコは出玉性能の変更は出来ない」と言う前提と共に、「無承認変更をうかがわせる可能性」と言う行政見解が「足かせ」になっていると言う現実である。
しかし、【eソードアート・オンライン ファントムバレット】機種においては、その「足かせ」が無い事になる。
無論「射幸心をそそるおそれのある」様な広告宣伝は禁止対象となるが、現状のパチスロ営業同等の「オススメイベント」や「来店イベントは可能」となります。
あとは、ホールさんが『それに踏み切るかどうか?』の話になる訳ですが、当然の事ながら「必ず先行者利益はある」訳で、その「利益=恩恵」は【集客~稼働アップ】と言う数字で表れると、私は信じています。
パチンコを(も)、【出玉率】で語る(イメージする)必要性がある?
パチンコ営業の結果を、パチスロ営業の様に「出玉率で語る」事は少ない。
例えば、パチスロで「全台⑥」と言う営業をした際、その「平均出玉率は何%?」を想定し、伴い「台粗利はマイナスいくら?」をシミュレートしたり、単にイメージする事も出来るでしょう。
ではパチンコの設定で【全台⑥】を投入した際、『どんな出玉率で?』『どんなマイナス粗利になる?』のかをイメージする為、超簡単なシミュレート図を以下に記してみます。

上記表は「共に10時間稼働」としてシミュレートしていますが、ご覧の通り【パチスロの設定⑥】の上限出玉率(=115%)に対して、【パチンコが同等の台粗利になる出玉率】は「130%」となります。(※当然。台アウト次第で粗利金額は変わります)
パチスロで言うところの「いわゆる万枚」となると、パチンコ換算だと「出玉率=200%」は必要になりますね(汗
今後の【設定付きパチンコ】のイベント(おすすめ等)では、純来のパチンコシミュレーションは全く使いモノにならず、パチスロシミュレーションに近いものになります。(※全く同等と言う訳にもならない)
そのあたりは今後の課題としても、とりあえずは【パチンコを出玉率で語る】イメージを持つ必要性がありますね。
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