こんにちは、まっつんです。
最近、パチンコやパチスロを打っていて思うことがあります。
「さすがに荒すぎないか……?」
もちろん、6号機初期やパチンコの継続率65%規制が緩和された当初と比較すれば、現在のパチンコ・パチスロはゲーム性も出玉性能も大きく進化しており、面白くなっていると感じます。
ホール側にとっても、営業の選択肢が増えたことは間違いないでしょう。
ただ、その一方でスマスロAT機の大半は出玉の波が荒く、LT(ラッキートリガー)搭載機も高い出玉性能を実現している反面、相応の投資を覚悟しなければならない機種が多い印象です。
正直なところ、一般的なサラリーマンのお財布には厳しい時代になったと感じています。
そんな中、比較的少ない予算で遊技を楽しめる選択肢として、パチスロであればジャグラーやハナハナなどのノーマルタイプ、パチンコであれば甘デジやハネモノが挙げられます。
短時間でも大当たりを体験する機会があり、自分の予算に合わせて楽しみやすい。そうした遊技機には、今だからこその価値があるのではないでしょうか。
私自身、生粋のパチンカーですので、今回はパチンコに焦点を当て、特に甘デジ・ハネモノのホール運用について、個人的に感じていることを書かせていただきたいと思います。
甘デジ・ハネモノの扱いが厳しすぎる問題
まず、私が以前から気になっているのが、甘デジ・ハネモノ・ライトミドルの扱いについてです。
もちろん地域差や店舗差はありますが、年々これらの機種の運用が厳しくなっているように感じています。
正直なところ、趣味打ちとして楽しむことすら難しいと感じる場面も少なくありません。
例えば、京楽の『e ソードアート・オンライン アリシゼーション 夜空』には、玉の入賞をサポートする「フェアスタート」が採用されています。
こうした取り組みからも、ユーザーにとって「回ること」がどれほど重要なのかがうかがえます。
実際、パチンコを打っていてストレスを感じる瞬間として、「なかなか回らない」「デジタルが頻繁に止まる」「酷い場合には、打ちっぱなしにもかかわらずデモ画面に戻ってしまう」といった状況が挙げられると思います。
パチンコは大当たりを楽しむ遊技ですが、そもそも回らなければ抽選を受けることすらできません。
もちろん、パチンコホールは営利企業です。適切な利益を確保しなければ営業を継続できないことは、私自身も十分に理解しています。
しかし、非等価交換の店舗でありながら、ボーダーラインを1,000円(250玉)当たり3〜4回転下回るような台が珍しくない状況を見ると、もう少し遊技環境を見直す余地があるのではないかと感じてしまいます。
特に、いわゆる「死に島」と呼ばれるような、稼働が低下したまま放置されているコーナーです。
稼働がないから回せないのか、回らないから稼働がつかないのか。
この点について、改めて考えてみる価値があるのではないでしょうか。
4円の甘デジより、1円のミドルの方が扱いが良い?
これはあくまで私自身の実戦経験や、普段ホールを見て回る中での感覚ですが、4円パチンコの甘デジよりも、1円パチンコのミドルスペックの方が扱いがいい事が多いと感じます。
※地域や店舗によって状況は異なります。
その理由の一つとして、技術介入を行うユーザーの割合が関係しているのではないかと考えています。
4円パチンコには、期待値を重視して立ち回る、いわゆるパチプロが一定数存在します。
一方、1円パチンコは比較的、娯楽として遊技を楽しむ一般ユーザーが中心となりやすく、4円パチンコと違いパチプロが居ません。
私自身も、1円パチンコで期待値を追って遊技した経験は、右打ちランプや潜伏確変を狙ったケースを除けば、ほとんどありません。
つまり、1円パチンコは4円パチンコと比較して、技術介入による収支差が店舗の利益に与える影響を、ある程度抑えやすい環境なのではないでしょうか。
そう考えると、1円パチンコを極端に厳しい回転率で運用する必要性については、少し疑問を感じます。
例えば、250玉当たり12〜13回転程度しか回らないような調整では、遊技を楽しむ以前に、お客様がストレスを感じてしまう可能性があります。
また、一般ユーザーの中には、保留数に応じた止め打ちや、ラウンド間・電サポ中の無駄玉を減らす技術介入を積極的に行わない方も少なくありません。
仮に、パチプロが250玉当たり18回転相当の効率で遊技できる台であっても、打ち方によっては実質的な遊技効率がそれを下回る可能性があります。
当然、機種や個々の遊技状況によって差はありますが、こうした部分もホール運用を考えるうえで重要な要素だと思います。
単純な回転率だけでなく、実際に遊技されているお客様の技量や遊技スタイルまで考慮した営業ができれば、もう少し幅広いお客様に楽しんでいただける環境をつくれるのではないでしょうか。
近年は意外にも豊作な甘デジ・ハネモノ
一方で、遊技機そのものに目を向けると、近年は非常に魅力的な甘デジやハネモノが登場しています。
例えば、
- PA大海物語Withアグネス・ラム Premium Edition
- eACわんわんパラダイスCELEBRATION
- Pハネモノ ファミリースタジアム
- PHはねもの ハネ釈迦
こうした機種は、個人的に非常に高く評価しています。
もちろん、甘デジやハネモノは技術介入の影響を受けやすい機種も多く、ホール側が運用に慎重になる理由も十分に理解できます。
しかし、こうした機種には、LT機とは異なる魅力があります。
例えば「今日は1万円だけ使って、少しパチンコを楽しもう」と考えているお客様にとって、比較的軽い初当たり確率や、役物による大当たりを楽しめることは大きな魅力です。
当然、限られた予算で必ず大当たりを引けるわけではありません。
それでも、少ない投資で大当たりを体験できる可能性が比較的高いことは、遊技への満足感につながる重要な要素だと思います。
勝った・負けたという結果だけでなく、「大当たりが楽しかった」「また打ちたい」と思っていただける成功体験。
そうした体験を提供できる機種には、今も一定の需要があると考えています。
私自身、甘デジがあったからパチンコを好きになった
少し昔話になりますが、私がサラリーマンだった頃、MAXタイプはとても気軽に手を出せるものではありませんでした。
そのため、普段から予算を決めて、次のような甘デジをよく打っていました。
- CR地獄少女(1/99)
- Pリング 呪いの7日間2(1/99)
- CR銀河乙女(1/99)
- CRひぐらしのなく頃に~戯~(1/99)
- CR緋弾のアリア(1/99)
- CRAプレミアム海物語~ぼのぼのが遊びに来たよ!~(1/99)
ちなみに、どれも個人的には神台です。
もちろん毎回勝てるわけではありませんが、運が良ければ一撃で3,000〜5,000発程度の出玉を獲得できることもありました。
何より、当時の甘デジは演出バランスが非常に良く、少ない予算でも大当たりの喜びや連チャンの楽しさを十分に味わうことができました。
私がここまでパチンコを好きになった理由の一つは、間違いなく甘デジの存在です。
それだけに、現在の甘デジコーナーを見ていると、少し寂しく感じることがあります。
本来「甘デジ」と呼ばれるジャンルでありながら、ホールの扱いによっては、もはや「辛デジ」と呼びたくなるような状況も珍しくありません。
特に残念なのは、機種自体の完成度が高くても、運用次第でその魅力がお客様に十分伝わらないことです。
例えば、個人的に『PHはねもの ハネ釈迦』は、今年登場したパチンコの中でも、最も面白い機種の一つだと感じています。
役物の動きに一喜一憂し、V入賞を願いながら玉の行方を見守る。
そこには、液晶演出や出玉性能だけでは語れない、パチンコ本来の面白さが詰まっています。
そうした機種の魅力が、ホールの運用によって十分に発揮されないとすれば、非常にもったいないことだと思います。
最後に、LT全盛の今だからこそ、遊びやすさを見直してほしい
今回は、甘デジ・ハネモノの魅力と、ホール運用について私なりの考えを書かせていただきました。
現在のパチンコ市場では、LT搭載機が主力として存在感を高めています。
もちろん、LT機の高い出玉性能やゲーム性を否定するつもりはありません。むしろ、私自身もそうした機種の進化を楽しんでいる一人です。
ただ、誰もが高額な投資を前提とした遊技を楽しめるわけではありません。
例えば、新社会人や20代前半の若いお客様にとって、現在のLT機を4円パチンコで遊技することは、金銭的に大きな負担となる場合があります。
もちろん「それなら1円パチンコで楽しんでもらえばいい」という考え方も理解できます。
しかし、私はそれだけでは少し寂しいと感じています。
なぜなら、私自身が4円パチンコの甘デジやハネモノで、数え切れないほど楽しい経験をしてきたからです。
だからこそ、4円パチンコにも、限られた予算で楽しめる選択肢が残っていてほしい。
そして、そうした遊技環境を提供することが、新しいパチンコファンの獲得や、長く遊技を続けてもらうためのきっかけにもなるのではないかと考えています。
少し感情的な部分もあるかもしれませんが、今回こうした内容を執筆したのには理由があります。
実は今年の9月末、甘デジやハネモノにも真剣に向き合い、それらの機種を決して軽視していないと感じられるホールに出会うことができました。
その経験が、今回のコラムを書く大きなきっかけとなっています。
どれほど完成度の高い遊技機であっても、ホールの運用一つで、お客様が受け取る印象や満足度は大きく変わってしまいます。
稼働や利益を確保することが重要なのは当然です。
そのうえで、短期的な利益だけでなく、遊技体験やお客様の満足度、そして将来のファンづくりという視点から、甘デジ・ハネモノの価値を改めて考えていただけたら嬉しく思います。
LT機で大きな出玉を目指す楽しさもあれば、甘デジやハネモノで一回の大当たりをじっくり楽しむ面白さもある。
そのどちらも大切にできる業界であってほしい。
このコラムが、甘デジ・ハネモノ、そしてパチンコ本来の娯楽性に、改めて光を当てるきっかけになれば幸いです。
