こんにちは、まっつんです。今回は緊急というか、実際に打ってテンションが上がったため、その勢いで執筆しています。
皆さんは「SAO夜空」を打たれましたか?
私もホールで実際に打ってきましたが、かなり衝撃を受けました。

5玉に1玉が回転体へ向かい、そのうち3分の1がスタート入賞に絡むという画期的なシステムです。
計算上は15玉に1玉が最低でもスタート入賞に絡みます。返し玉1玉を考慮すると、実質14玉で1回転。1000円250玉として計算すれば、約17.8回転が最低ラインとなる、非常に画期的な台です。
回転体があることで、1000円で12回転しか回らないときもあれば、26回転ほど回ることもあり、打っていて楽しい部分もあります。
今回は、そんな「フェアスタート」を搭載したSAO夜空について、パチプロ目線での運用方法などを執筆させていただきます。
そもそもパチプロは打たない!
SAO夜空の等価ボーダーラインは、1000円あたり約20回転となります。
ちなみに、俗にいう「回転単価」と言う物で表すと、以下のようになります。
21回転:2.3円
22回転:4.5円
23回転:6.5円
24回転:8.3円
25回転:10.0円
※すべて等価交換での計算
実際にプロが日当を稼ぐために打つとすれば、最低でも23.5回転ほどは必要です。
しかし、そもそもSAO夜空を1000円あたり23回転以上回すことは、現実的にはなかなかないと思います。
現状でも比較的甘く扱われていますが、個人的には、もっと甘く使ってもよいのではないかと思っています。
パチンコには以前から、「打ち手によって回転率が変わりすぎる問題」がありました。
例えば、一般のお客様がボーダーを超える回転率で打てるように運用すると、プロにとっては日当ラインに届いてしまう。
一方で、プロがギリギリ触らない程度の運用にすると、一般のお客様には甘さが伝わりにくい。
そうした“ジレンマ”があったと思います。
私は実際に、そういった部分を突いてきた側の人間です。
個人的には、一昔前の「大工の源さん 超韋駄天」のような、等価ボーダーが1000円あたり20回転程度の台が、ちょうどよいと思っていました。
その意味でも、今回のSAO夜空は、ある意味で非常に運用しやすい分岐になるのではないかと思っています。
話が少しそれましたが、1000円あたり23回転程度、非等価店であれば24回転程度までの運用であれば、専業や軍団はほとんど見向きもしないでしょう。
また、回転体を経由する都合上、回転率の把握も、なんだかんだ難しい部分があります。
つまり、SAO夜空は「還元したい層に還元できる」機種になり得ます。
構造上、平均すれば最低でも1000円あたり約17.8回転は回るため、俗にいう「ド回収」や「ぶっこ抜く」といった運用がしにくい機種でもあります。
それならば割り切って、パチスロの技術介入機のような立ち位置で運用してもよいのではないかと、個人的には感じました。
打っていて「回る」という感覚が楽しい
パチンコを打っていて、最もイライラするタイミング、ストレスがたまるタイミングの一つが、“打ちっぱなし”にしているにもかかわらずデジタルが止まり、デモ画面に戻ってしまう瞬間だと思います。
私もまだ、そこまでガッツリ打ち込めているわけではありません。
それでも、5玉に1玉が回転体に向かうという安心感があり、時間でいえば約3秒に1玉が回転体へ流れていくため、打っていてあまりイライラ・退屈しませんでした。
回転体の3分の1を突破できなかったとしても、約3秒後には次の玉が回転体に到達します。
そのため、退屈になりにくいという印象を受けました。
パチンコの楽しさは、もちろん「演出」や「出玉」にあります。しかし、「玉の動き」そのものも、パチンコの楽しさの一つです。
令和の時代になっても、羽根物や一発台に一定の需要がある理由も、そこにあると思っています。
普通のデジパチを打っているときでも、ステージに玉が乗ったら、思わず目で追いかける人は少なくないはずです。
ステージの中心で玉が止まり、ヘソへ向かうかどうかに一喜一憂する。これもパチンコの醍醐味だと、私は信じています。
少なくとも私は、リーチ中にはよくスマートフォンを触っています(笑)。玉の動きを目で追い、その玉がスタートに吸い込まれていく。そして、デジタルが非常に止まりにくい。こうした要素から、実際に打っていて楽しいと感じました。
一ユーザーとして、このSAO夜空は長持ちするのではないかと思っています。
もともと利益を取りにくい機種だからこそ、割り切って還元に回せば、ホールが還元したい層にしっかりと届くのではないでしょうか。
SNSで話題の「攻略打ち」は可能なのか?
回転体にある3分の1のスタート穴を狙う「攻略打ち」が可能なのではないか。
タイミングを狙って打つことで、スタート入賞率を底上げできるのではないか。
SNSでは、このような話も話題になりました。
結論から言えば、現状は無理だと思います(笑)。
まず、玉を打ち出してから5分の1の分岐に到達するまでに釘があります。
さらに、その釘を抜けたあとにも、玉の軌道にばらつきが生まれる『遊び』を作る箇所があります。
回転体自体の回転速度も速いため、狙って特定の穴に入れることは、現時点では難しいというのが私の結論です。
ただし、「このタイミングかもしれない」と思って狙い、実際に入ると少しうれしくなります。
効果はない、もしくはあったとしても極端に薄いと思いながら、私も少し狙って打ってしまいました(笑)。
これも、先ほど書いた「玉の動きを見ていて楽しい」という部分につながっています。
現状、タイミング打ちによって有意にスタート入賞率を上げることは難しいと考えられるため、ホール関係者の方は、この点について過度に心配する必要はないと思います。
誰も心配していないかもしれませんが(笑)。
最後に
今回は、実際に打ってテンションが上がった勢いで、SAO夜空について一記事書かせていただきました。
「期待値が」「日当が」と言いながら期待値を追い求めてきた私としては、少し寂しい部分もあります。
しかし、これはこれで、今の時代に合った一つの答えなのだと思っています。
電チューの返しが3玉から1玉になり、右打ち中のOUTもほとんどなくなり、丸のみポケットが搭載されるなど、遊技における技術的な要素は少しずつ減っています。
その一方で、今回の「フェアスタート」のように、誰にでも比較的平等な仕組みが生まれています。
この施策がホールでどのような立ち位置になり、どのようなお客様が打ち、どの程度の稼働につながるのか。
現場第一主義の人間として、今後もしっかりと見届けていきたいと思います。
最後になりますが、この機種には、よほどのことがない限りパチプロは寄り付きません。
うまく運用することで、一般のお客様が楽しい思いや良い体験をし、「もう一度このホールに足を運びたい」と感じるきっかけの一つになればよいと思っています
