2026.08.19

ゼウスの神言(29)~【稼働維持】出来ているのは、【認定機】のおかげ。

サブタイトルとして<北電子と三洋物産のおかげ>と書きたいところで、何やら『忖度してそう』なコラムタイトルですが、決してそう言う訳ではありませんので、悪しからずご容赦ください(汗)

今回のコラムで申し上げたい事は、「【認定機】と言う存在を強く意識した運用が、今後のホール稼働においてのキーポイントになる」と言う事で、その思考【3点】になります!!

  1. 【認定機の存在】が、「現在の稼働維持を支えている」と言う現実を知る。
  2. 【認定機】の稼働安定が、この先数年(2~5年)間の稼働安定を供給してくれる。
  3. 認定に値する機種選択と、その長期(=5年)運用を目指す。

現在の「スマスロの平均稼働」は、【認定機=ジャグラー】のおかげ!?

最初にイメージして頂きたい。(※低貸しは除く)

(A):「スマスロ=200台」の店舗
(B):「スマスロ=200台」+「認定機ジャグラー=100台」の店舗
(C):「スマスロ=300台」の店舗

この3店舗において、『最も<スマスロの平均稼働>が安定するのは、どっちの店舗になるのだろうか?』

私の考えは『それは、(B)店舗になるでしょう』と答える事になります。

まず、(A)と(B)店舗を比較した場合スマスロの台数は同数で、ジャグラーを除けば同じ稼働状況になってもおかしくなない。

しかし最終的に、(B)店の方が高稼働店舗になる可能性が高くなる。その直接的理由は【2つ】

(1):「新台導入の回転率」が高くなり、低稼働の機種撤去が早くなる
(2):営業収益の結果から、ジャグラーの台粗利分を、スマスロの台粗利減少に配分できる。

同様に、(B)店と(C)店を比較した時も、上記【2つ】の直接的理由から、(B)店に軍配が上がる事になります。

では、そもそも【根本的要因】とは何か?

それは単純な話で、初期導入費用(機械代)を回収終わった後の約5年間、その「設置島への新台導入コストは0円!」であり、台粗利が「2,000円程度(もしくはそれ以下)」であっても、問題は無いハズである。

その反面、スマスロ設置においては、新台コーナーを意識したりする場合、その島(コーナー)への投資は、早期撤去対象となる機種もあったりして、「年間3回転している」様なケースさえあり得ます。

このコラム上では、【認定機】の代表格として「ジャグラー」と機種を取り上げましたが、≪2018年2月から施行≫された新規則機(いわゆる6号機・メダル機含む)やも、≪2022年11月から登場≫したスマスロ機においては、既に【認定機】として設置されている機種や、この先『認定取得を検討する』機種も多々あろうかと思います。

そこで今後重要なキーワードとして【認定機の設置比率を高める事】を考えてみて欲しいと思います。

その際は・・・

■『認定機として運用するならば、どんな運用(営業)をするべきなのか?』と言う判断。
■【認定機】になった瞬間から3年間は、『その台数分の新台入替コストは0円になる!』と言う事実。
■認定に該当する機種の『期間累計粗利は何万円の貢献なのか?』への評価。

そしてこの思考の結末としては、現状またはこの先「早期撤去せざるを得ない=店舗内での稼働貢献終了」機種の早期入替による、【スマスロの平均稼働維持⇒アップ】を目論む施策でもあります。

パチンコでも同様の現象なのだが、『時すでに遅し!の感は否めない?』悲しさはあるが・・・

パチンコにおいて、≪2023年4月から登場≫したスマパチですが、なかなか【認定機】として残存する機種も少ないと思う現状ですが、この先2026年、10月の「P新世紀エヴァンゲリオン17」、11月以降の「PH機(ハネモノ)のリリース」、12月は「P大海物語4スペシャルプラス」&「P大海物語5スペシャル」のリリースがあります。

来年2027年には、P機を中心とした「中・低射幸性機」「ハネモノ」等々のリリースもあろうかと思われます。

また、パチンコ市場の現状を見ると、稼働の中心は低玉貸しと言うホールが大半で、パチンコ市場における低玉貸し営業の全国占有率は、『既に50%を超えている』現状であり、その中でも【メーカー・三洋ブランドの占有率】は特異的に高いと思われます。更には、その三洋ブランド機種の【認定機】比率も高く、この先スマート機に入れ替わる気配はほとんど感じられません。

つまり、1パチ(低玉貸し全体)の稼働安定と支えて来たのは、入替を一切しなくても設置&稼働を続けている「認定機のおかげ」である事は明白なのですが、『これが4円パチンコに活かれていない』と言う現実は、今更ながら残念と言う方かに無いですかねぇ(涙)

「短命化」する、【4円スマパチ】コーナーを救うには・・・

現状において、「4円スマパチコーナー」と限定するならば、その投資コストと利益リターンのバランスが崩れているかもしれません。しかしその新台導入コストを削減すれば、おのずと『スマパチコーナーの平均アウトを下げてしまう』事は明白であり、それを否定する要因も見当たりません。

とは言え、将来的な「4円スマパチへの移行と運用」を鑑みた時、そのチャンスを『現在の4パチコーナーにおける、高い認定機比率に求める』事も含め、今後は考慮しておいてはいかがでしょうか?

あくまでも『仮に!』ですが・・・(※スロメーカーさんには頭が痛い話です)

パチスロの認定機比率が上がれば上がるほど、その結果として・・・

(1)パチスロの台粗利を下げられる (2)パチンコへの投資予算が充当できる・・・と言う事も、今後のホール経営・ホール運用に期待せざるを得ないかもしれません。

まとめ

現状においてとしては、【認定機を増やす】のは、「新台入替コストを下げる為」ではありません。

現実的に「認定機以外の稼働安定を図る(投資集中しやすい)」と言う現段階の話です。
(※但し、認定機の運用に細心の注意が求められます。設置&放置は愚の骨頂です)

『その上で、次の未来を鑑みたい!』と言う話でした。

※このコラムは、無料コンテンツに該当しております。情報共有可としますが、転載・改ざん等はお控えください。また、文章・資料等の所有権は、「有限会社トータル・ノウ・コネクションズ」に帰属いたします。

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ゼウス髙橋@TKC代表


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髙橋 正人
有限会社トータル・ノウ・コネクションズ 代表取締役社長 髙橋 正人
1962年(昭和37年)4月29日、愛知県名古屋市に生まれる。その後、幼少期に長野県に転居し、20歳の時にパチンコ店勤務を始め、その後、「ホールスタッフ~店長職~本部長職」を経験し、「パチンコの運用・活用に特化したコンサルタント」として39歳で独立し現在に至るが、現在「業界歴最長クラスのコンサルタント」になってしまった。

有限会社トータル・ノウ・コネクションズとして、2005年5月、長野県長野市に設立。
英語表記「Total Know Connections」の頭文字をとって、通称「TKC」として活動中。

現在、X(旧Twitter)アカウント【ゼウス髙橋】として、業界向けだけでは無く、ユーザーさん向けに情報発信を継続しつつ、フォロワー数=10,000人を目指している(汗